糖尿病の食事療法について
食事を整えることが、治療の第一歩です
糖尿病の治療において、食事療法はとても重要です。
毎日の食事を見直すことで、血糖値をコントロールし、合併症の予防にもつながります。
基本のポイント
1. 1日3食、規則正しく食べましょう
食事の間隔が空きすぎたり、ドカ食いをすると血糖値が急上昇します。朝・昼・夕の3食を、できるだけ同じ時間にとることが大切です。
2. 主食・主菜・副菜をバランスよく
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主食(ごはん・パン・麺など):適量を守りましょう
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主菜(魚・肉・卵・大豆製品など):たんぱく質源として重要です
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副菜(野菜・きのこ・海藻など):食物繊維が豊富で血糖値の上昇をゆるやかにします
3. 食物繊維をしっかり
野菜・海藻・きのこなどを多めにとると、血糖値の急上昇を防ぐ効果があります。
4. 糖質とカロリーに注意
白米や砂糖を使った甘いお菓子は、血糖値を大きく上げるため、控えめにしましょう。
飲み物にも注意が必要です(ジュースや甘いカフェオレ ポカリスエットなど)。
5. ゆっくりよく噛んで食べましょう
食べるスピードが早いと、血糖値の急上昇につながります。ゆっくり、よく噛んで食べることを心がけましょう。