内科・循環器内科・消化器内科
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肺・気管支喘息

肺がんについて

■ 肺がんとは

肺がんは、肺の細胞ががん化して異常に増殖する病気です。特に喫煙者に多くみられますが、非喫煙者でも発症することがあります。進行するまで自覚症状が少ないため、早期発見が非常に重要です。


■ 肺がんの主な症状

初期には症状が現れにくいことが特徴ですが、以下のような症状が現れることもあります。

  • 長引く咳(特に痰に血が混じる場合)

  • 胸の痛み

  • 息切れや呼吸困難

  • 声のかすれ

  • 体重減少や倦怠感

これらの症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。


■ 肺がんの原因とリスク要因

  • 喫煙(最大の危険因子)

  • 受動喫煙(他人のタバコの煙)

  • 大気汚染

  • アスベストや有害物質への暴露

  • 家族歴や遺伝的要因


■ 早期発見の重要性

肺がんは早期に発見されれば、治療による治癒率が大きく向上します
当院では、以下の検査により肺がんの早期発見に努めています。

  • 胸部レントゲン検査

  • 胸部CT検査(当院で導入)

  • 必要に応じた精密検査や専門医への紹介


■ 胸部CT検査のおすすめ

当院では最新のCT機器を導入しており、被ばくを抑えつつ高精度の画像診断が可能です。特に、喫煙歴のある方や50歳以上の方には年1回の胸部CT検査をおすすめしています。



■ 治療について

肺がんの治療は、がんの種類や進行度により異なります。主な治療方法には以下があります。

  • 手術

  • 放射線治療

  • 化学療法(抗がん剤)

  • 免疫療法・分子標的治療

専門の医療機関と連携し、患者様一人ひとりに最適な治療をご案内します。


■ 最後に

肺がんは「見つかったときには進行していた」というケースも少なく

ありません。早期発見・早期治療が、命を守る大きな鍵となります。

少しでも気になる症状があれば、どうぞお気軽にご相談ください。

 5年生存率ステージ1ステージ2ステージ3ステージ4
(非小細胞) 肺がん8253309
(小細胞)   肺がん4529173

ステージ0(0期)   がんが粘膜内(上皮細胞内)にとどまっており、リンパ節には転移していない状態

ステージ1 (Ⅰ期)  がんが肺の中だけにあり、リンパ節への転移はない状態

ステージ2 (Ⅱ期)  がんが近くのリンパ節に転移している状態、またはリンパ節転移はないが肺の中のがんが大きい状態

ステージ3(Ⅲ期)  がんが肺の周りの組織や重要な臓器に広がっているか、離れたリンパ節にも転移している状態

ステージ4(Ⅳ期)  離れた臓器に転移していたり、胸水にがん細胞がみられたりする状態です。

喘息の状態を調べる【FENO(呼気一酸化窒素)検査】とは?

FENO検査は、呼吸の中に含まれる一酸化窒素(NO)の量を測定する検査です。一酸化窒素は、気道に炎症があると増加する物質のひとつで、特に喘息の診断や治療効果の確認に役立ちます。


🩺 FENO検査でわかること

  • 気道に好酸球性の炎症があるかどうか

  • 吸入ステロイドなどの治療薬が効いているか

  • 喘息かどうかの診断補助

  • 咳が長引く原因が喘息かどうかの判断材料


🔬 検査の方法

検査はとても簡単です。

  1. 専用の機械のマウスピースをくわえます。

  2. 一定の速さでゆっくりと息を吐くだけで終わります。

  3. 検査時間は数分程度で、痛みや苦しさはありません。


📈 検査結果について

FENO値(ppb)意味
25以下炎症の可能性は低い
25〜50中程度の炎症の可能性あり
50以上強い炎症がある可能性あり

※結果に応じて、医師が治療方針を調整します。


✅ このような方におすすめ

  • 喘息かどうかはっきりしない方

  • 咳や息苦しさが長く続いている方

  • 喘息治療中で薬の効果を確認したい


💬 ご不明な点があればお気軽にご相談ください

当院では、FENO検査を導入し、より正確な診断と治療を提供しています。気になる症状がある方は、ぜひ一度ご相談ください。