内科・循環器内科・消化器内科
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香川県木田郡三木町下高岡1464-12

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診療科目

  • 内科         
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診療科目

診療内容

  • 高血圧 (循環器専門医)
  • 高コレステロール血症 
  • 糖尿病 インスリン治療  マンジャロ リベルサスなど
  • 内視鏡検査 (鎮静剤を使用した胃カメラ・大腸カメラ)(消化器病専門医 内視鏡専門医)   胃がん 大腸がん 
  • ピロリ菌検査・除菌治療
  • 便秘症
  • 超音波検査 (心臓 腹部 頸動脈 末梢血管)(超音波専門医 肝臓専門医)
  • 循環器疾患 狭心症 心筋梗塞 不整脈 心不全
  • 発熱、咳、痰、感冒、頭痛、腹痛 喘息などの内科全般の診療 (総合内科専門医)
  • 健康診断(一般健康診断、特定健康診査、がん検診など)
  • 予防接種   要予約 MRワクチン 肝炎ワクチン インフルエンザワクチン 帯状疱疹ワクチン など全般  
  • コロナワクチン (ファイザー)

主要な症状

心筋梗塞・慢性腎不全・脳梗塞・認知症の予防に、高血圧・糖尿病・コレステロールの治療は非常に重要です。

認知症・寝たきり防止、健康寿命を延ばすために、しっかり動脈硬化を予防しましょう。またできるだけ早期に治療(食事療法含む)を開始しましょう。

心臓病

  • 圧が高い。体がほてる。頭痛がする。足がむくむ。
  • 脈が飛ぶ 動悸がする 息切れがする  

糖尿病

  • 血糖値が高い 尿が泡立つ 傷が治りにくい のどが渇く 
  • 足の裏がしびれる
胃潰瘍 逆流性食道炎

  • 胃が痛い 胸やけがする 便が黒い

便秘症

診療科目
降圧目標  高血圧治療ガイドライン 2019


治療中の方は、この値を目指しましょう

食塩を1日6gに減らすと、血圧が5mmHg程度下がります。

血圧は朝起きて、トイレに行った後、朝ごはん前、内服前と、

寝る前に1日2回測定しましょう。

 https://www.jpnsh.jp/info_movie02.html 

  高血圧学会 一般向け動画へのリンク

 https://www.jpnsh.jp/general_life.html 

  高血圧学会 減塩習慣へのリンク

現在のところ腎不全には有効な治療がなく、血圧コントロールによる予防が非常に需要です。

食品に含まれる食塩量

うどん ラーメンは塩分が多いです。お汁は残しましょう。

大塚食品 武田製薬へのリンクです。分かりやすいのでご参照ください。

 https://www.otsukafoods.co.jp/enjoy/health/index02-2.html

 http://www.sukoyacafe.takeda-teva.com/tool/tool02.html

食事療法でも血圧が下がらない場合、最初からかなり血圧が高い場合、腎不全などの合併症がある場合はお薬が必要です。

まずは心電図・心エコーで弁膜症や心肥大の有無を確認、血圧が上がるホルモン産生腫瘍の有無を確認します。年齢や蛋白尿 腎不全 心不全の程度を考慮し、内服薬を決めます。

第1選択はカルシウム拮抗薬(アムロジピン)か、ARB(テルミサルタン、カンデサルタンなど)になる場合が多いです

高コレステロール血症の治療目標

コレステロールの治療目標は個人によって異なります。心筋梗塞や狭心症の持病のある方は、再発予防のためにかなり低下させる必要があります。ご自身の危険因子を確認してください。

リスク別 高コレステロール血症の治療目標

  日本動脈硬化学会ガイドライン2017より引用

運動療法でもコレステロール高値が続く場合は心筋梗塞、脳梗塞などのリスクが高まりますのでお薬が考慮されます。最近の薬は非常に効果がありますので、1日1錠でほとんどの方が目標値に下がります。

https://www.j-athero.org/jp/general/index/

 動脈硬化学会 一般向けページ。

 心筋梗塞発症リスク予測アプリもあります。

糖尿病の治療目標

 日本糖尿病学会

糖質制限(砂糖 パン ごはん 麺類)、甘いもの、お菓子やジュースを制限します。初期であれば体重を減らすことで治癒可能です。

食事・運動療法でもHbA1cが6.5を超える場合、初診時から合併症のある場合、脳梗塞や心筋梗塞になるのでお薬を服用します。

お薬が増えても効果がない場合は注射の適応になります。

最近はインスリン注射以外にも、週に1回の注射もあります。

GIP/GLP1受容体作動薬のマンジャロなど、評価の高い新薬が使用可能となっております。

またSGL2阻害薬など腎不全の進行を抑える内服などもあります。

腎不全は早期の治療開始がとても重要です。

自由診療の検査

無症状のコロナPCR検査1万4千円 
無症状のコロナ抗原検査
5千円 
コロナワクチン(自費)1万4千円
インフルエンザワクチン3千500円 (町の接種券のない方)

高血圧の原因について

高血圧とは、血圧が正常範囲を超え、長期間にわたって高い数値が維持される状態を指します。一般的に、収縮期血圧(上の血圧)が140mmHg以上、または拡張期血圧(下の血圧)が90mmHg以上の場合、高血圧と診断されます。血圧が高い状態が続くと、心臓や血管に負担がかかり、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中などのリスクが高まります。

高血圧の主な原因

高血圧はさまざまな要因によって引き起こされます。以下に代表的な原因を挙げます。

1. 食生活の影響

  • 塩分の過剰摂取: 塩分を多く摂ると、体内の水分量が増え、血圧が上昇しやすくなります。

  • カリウム不足: カリウムにはナトリウムを排出する働きがあります。不足すると血圧が上がりやすくなります。

  • 過剰なアルコール摂取: アルコールの摂りすぎは血圧を上昇させる原因となります。

  • 脂肪分の多い食事: コレステロールや飽和脂肪酸の摂りすぎは動脈硬化を招き、高血圧を悪化させます。

2. 運動不足

  • 定期的な運動をしないと、血液循環が悪くなり、血圧が上昇しやすくなります。

  • 筋肉量の減少により、基礎代謝が下がり、肥満を引き起こしやすくなります。

3. ストレス

  • 精神的なストレスが続くと、交感神経が活発になり、血圧が上がります。

  • 十分な休息やリラックスする時間を確保することが重要です。

4. 喫煙

  • 喫煙は血管を収縮させ、血圧を上げる要因となります。

  • また、動脈硬化を進行させるため、心筋梗塞や狭心症などの心疾患のリスクも高まります。

5. 遺伝的要因

  • 家族に高血圧の方がいる場合、遺伝的に高血圧になりやすい傾向があります。

  • 生活習慣の改善によって、発症リスクを軽減することができます。例えば、減塩を意識した食事、適度な運動(ウォーキングや軽い筋トレ)、ストレス管理(深呼吸や趣味の時間を持つ)などが効果的です。

6. 加齢

  • 加齢に伴い、血管が硬くなり、血圧が上がりやすくなります。

  • 適度な運動やバランスの取れた食事が予防につながります。

血圧を下げる食事療法

高血圧の管理には、食事療法が重要な役割を果たします。適切な食事を心がけることで、血圧を下げる効果が期待できます。

1. 減塩を意識する

塩分の摂りすぎは血圧を上げる大きな要因となります。以下のポイントを実践しましょう。

  • 1日の塩分摂取量を6g未満に抑える(WHO推奨)

  • 加工食品やインスタント食品の摂取を控える

  • だしやスパイスを活用し、薄味でも美味しく仕上げる

  • 具体的な食事例:

    • みそ汁はやめたほうが良いです。みそ汁を飲む場合も具だけ食べて汁を飲むのはやめましょう。

    • うどんの汁やラーメンの汁は血圧が上昇します。

    • だしを活かした薄味の煮物(かぼちゃの煮物、筑前煮)

    • 塩分控えめの出汁を使ったうどんやそば

    • 塩分を抑えた自家製ピクルス

    • 無塩ナッツやヨーグルトを活用したおやつ

    • 醤油の代わりにレモンやポン酢を活用した焼き魚

    • 塩分を控えた自家製ドレッシングで食べるサラダ

2. カリウムを多く摂る (腎不全の場合は制限が必要です)

カリウムには、ナトリウム(塩分)の排出を助ける働きがあります。

  • カリウムを多く含む食品:

    • 野菜(ほうれん草、ブロッコリー、トマト)

    • 果物(バナナ、アボカド、キウイ)

    • 豆類(納豆、枝豆、ひよこ豆)

  • 具体的な食事例:

    • バナナとヨーグルトのスムージー

    • ひよこ豆を使ったサラダ

    • トマトとアボカドのマリネ

3. マグネシウムやカルシウムを意識する

これらのミネラルは血圧を安定させる効果があります。

  • マグネシウムが豊富な食品: ナッツ類、海藻、大豆製品

  • カルシウムが豊富な食品: 牛乳、小魚、チーズ

  • 具体的な食事例:

    • わかめと豆腐の味噌汁

    • しらすとゴマをのせたご飯

    • ヨーグルトとナッツのデザート

4. 脂質を適切に摂取する

過剰な飽和脂肪酸やトランス脂肪酸は血圧を上げる要因となります。

  • 不飽和脂肪酸(オリーブオイル、青魚、ナッツ)を意識的に摂る

  • 揚げ物や加工食品の摂取を控える

  • 具体的な食事例:

    • オリーブオイルを使ったグリル野菜

    • サバやイワシの塩焼き

    • アーモンドやクルミを使ったスナック

5. 食物繊維をしっかり摂る

食物繊維は血圧の安定やコレステロールの低下に役立ちます。

  • 穀類(玄米、全粒粉パン、オートミール)

  • 野菜(ゴボウ、キャベツ、人参)

  • 豆類(納豆、黒豆、レンズ豆)

  • 具体的な食事例:

    • 玄米ご飯と納豆

    • キャベツとゴボウの煮物

    • オートミールの朝食

6. 適量の水分を摂取する

水分不足は血液を濃くし、血圧を上げる原因になります。

  • こまめに水分を補給し、1日1.5~2リットルを目安にする

  • カフェインやアルコールの摂りすぎに注意する

  • 具体的な飲み物例:

    • ノンカフェインのハーブティー

    • レモンを加えた水

    • 塩分の少ない野菜スープ

7. バランスの取れた食事を心がける

特定の食品に偏らず、栄養バランスを考えた食事を摂ることが大切です。

  • 主食(米・パン・麺類)、主菜(肉・魚・豆類)、副菜(野菜・海藻・きのこ)をバランスよく摂る

  • 外食時も、栄養バランスを意識したメニューを選ぶ

まとめ

血圧を下げるためには、塩分を控え、カリウムやマグネシウムなどの栄養素を積極的に摂ることが大切です。毎日の食事に気をつけることで、高血圧の予防・改善につながります。食生活の見直しについて不安がある方は、当クリニックまでお気軽にご相談ください。

食事療法でも血圧が下がらない場合は内服治療となります。

ご不明な点があれば、お気軽に当クリニックまでご相談ください。

およその塩分摂取量は検査すればわかります。