要望の多かったAGA(男性型脱毛症)治療薬の処方を始めました。自由診療ですので保険は使用できません。
奏効率1年 | 奏効率3年 | 費用 1か月分 | |
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フィナステリド 0.2mg 東和薬品 プロペシアのジェネリック | 54% | お薬代 診察費 消費税 全部込みで1月 5500円。3か月分16500円 | |
フィナステリド 1mg 東和薬品 プロペシアのジェネリック | 58% | 78% | 上記と同じ。同じ薬価です。 |
デュタステリド ザガーロのジェネリック | 69% |
主な副作用は性機能障害、肝機能障害、アレルギー症状です。
リビドー(性欲)減退が1~5%未満、勃起機能不全、射精障害、精液量減少が1%未満です。
加齢によるものと評価が難しいですが、リビドー減退は内服薬を中止した後も副作用が持続することがあるため、注意する必要があります。
健康診断の結果を持参してください。肝障害のある方は副作用確認の採血が必要です。自由診療のため保険が使えません。
皮膚科ガイドラインでA評価で推奨されているのは上記薬剤とミノキシジル外用だけです。
ミノキシジル内服は副作用の点から服用すべきでないとされています。当院では処方できません。
https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf
またインターネットで流通している、オンラインクリニックのお薬は異常に安価です(正規品の原価の半額以下)。
これには理由があり、国内未承認薬をオンラインクリニックの医師が外国から個人輸入して患者さんに販売しているためです。
副作用がでてもオンラインクリニックの会社ならびに個人輸入した医師に責任はなく、すべて同意書を書いた自己責任となります。
適切に検査をしている証拠もありません。国の救済制度も受けられません。その点をご理解いただけたらと思います。
厚生労働省 怪しい薬物連絡ネット
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/risk/index.html#anc-01
医薬品副作用被害救済制度